2段棚の作成

部屋の窓辺を少しスッキリさせようと思い2段棚を作成しました。

窓辺には高さ38cm☓奥行き40cmの衣装ケースがあり、

置物などを置います。2段棚はその横に並べて使う予定です。

そのため衣装ケースとサイズを合わせたものにすべく、

自作することにしました。

 

<D.I.Yレシピ>

○材料

 合板:40cm☓40cm 3枚、合板:42cm☓10cm 2枚

 1☓4材:71cm4枚、釘

○道具

 丸鋸(のこぎり)、ハンマー、曲がり尺、鉛筆

 

○作り方

 

2段棚は棚板3枚と柱4本と裏板2枚で構成します。

棚板は合板を使用し、40cm☓40cmの同じサイズ3枚です。

柱には1☓4材を使用しました。棚板を含めて下が38cm、上が34cm

の高さになるように2段で長さ約71cmとしました。

この2段棚の柱では上・中・下の3箇所に棚板をはめるための溝を切る

のが特徴です。溝切りには丸鋸を使います。

溝の深さは1☓4材(18ミリ)の半分の9ミリ、幅は合板の厚さ約12ミリです。

丸鋸の刃は7~8ミリ程度出た状態に調整します。

 

丸鋸を1回通すと溝の幅は2ミリ程度です。6~7回程度繰り返して

幅約12ミリ程度にします。

棚の裏側2箇所に42cm☓10cmの裏板を付けてグラつきを防止します。

棚板と同じ合板を使用しました。

 

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棚板3枚と柱4本

作成した材料を組み立てます。

曲がり尺を使用して棚板と柱の角度が90度になるようにします。

釘は初めは本打ちせず(半分ぐらい打ち込む)仮止めします。

仮止めの状態で棚を立ててみて、

ほぼ垂直に立っている、柱が均等に床についている

ことを確認してから釘を本打ちします。

最後に棚板と柱の角度が90度になるように再度確認しながら

裏板を取り付けます。

 

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組み立て途中

今回作成した2段棚(向かって左)を窓辺に設置したのが下の写真です。

 

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設置した2段棚

○ポイント

丸鋸で溝を切るのが少し慣れを要するところです。

経験では刃より1ミリ程度深く削れてしまいます。また、丸鋸への力加減や

傾き加減で+ー1~2ミリ程度深くなったり浅くなったりします。

溝を切ってはめ込むとガタツキが少なく、荷重に大変強くなります。

やれるようになると、この方法は木工での応用が広がります。